株式会社コンポーネントスクエア 解散のお知らせ

株式会社コンポーネントスクエア 代表取締役社長の長尾です。

会社法人としての株式会社コンポーネントスクエアは去る5月29日の定時株主総会で解散決議が可決・承認され、解散手続きに入りました。

弊社はソフトウェアコンポーネントの再利用マーケットを確立し、システム開発の生産性を飛躍的に上げることを理念とし、2001年に立ち上がりました。ソフトウェアの再利用の取組みは40年以上前から何度か大きなチャレンジが行われていましたが中々上手く行きませんでした。
そんな状況の中、EJBを中心としたサーバーサイドJavaの技術が登場し、IT業界の中で今度こそは!という機運が広がり、19社の賛同企業が集まって設立したわけです。

Java技術を基本とし、コミュニティを中心とした活動をしてきましたが、再利用のムーブメントは小さな動きは多くあるものの、大きな流れには中々進展しませんでした。

そんな状況の中、最近のSOA、SaaS、Cloudといった、サービス利用のムーブメントが起こり、もはやイノベーションと言って良いほど大きなうねりとなっています。ソフトウェア部品を購入し、自前のシステムに組み込んで使うという、我々のビジネスモデルを見直さなければいけない決定的な要因が出現したわけです。

この1年間、新しいビジネスモデルを模索したり、いろいろな方々との議論を重ねてまいりました。幸いにもCSQの周りには我々の活動を支持・支援していただける方々が大変多く、多くの貴重なアドバイスを頂きました。大変感謝しております。

しかしながら(株)コンポーネントスクエアは目的会社です。今一度設立の理念に立ち返ったとき、もともと意図したビジネスモデルが現状と乖離してしていく事実を見つめたとき、ここは軸足を移すのではなく、一旦役割を終え、御出資頂いた企業の方々に資産をお返ししようという結論に至りました。新たなビジネスモデルとして出発するなら、新たな賛同者を募るのが本筋だろうと考えたわけです。

このような経緯で(株)コンポーネントスクエアは解散しますが、過去延べ人数で約12000名の方々が参加頂いたCSQコミュニティが一番気がかりでした。丸山先生のレクチャーシリーズ、技術交流会を始め、さまざまなサービスを多くのエンジニアの方々に提供してまいりました。

実はこれも幸いなことに、弊社の仲間である(株)豆蔵殿がCSQコミュニティの運営を引き継いで頂けることになりました。会員規約も変更無く、これまで通りのCSQコミュニティが存続します。ご存知の通り、豆蔵殿はそのグループに多くのエバンジェリストを抱えられており、今後さらに内容の濃いコミュニティとして発展し、皆さまのお役に立てることを信じて疑いません。

CSQコミュニティ会員の皆さまには、今後とも是非CSQコミュニティに御参画いただき、コミュニティの発展にご協力いただきたいと存じます。

長い間、コンポーネントスクエアの活動に御協力、御支援いただき、本当にありがとうございました。皆さまの今後のご活躍をお祈りし、ご挨拶と致します。

平成21年7月23日
(株)コンポーネントスクエア
代表取締役社長 長尾達也